会議中に参加者全員が発言する方法|すごい会議ブログ(ピグマ)
会議中に参加者全員が発言する方法
アイディアを出す会議での発言
皆さんの会社でアイディア出しをする会議はありますか?
例えば、社長が「来期の売り上げを今期の5倍にしたいから、そのアイディアを発表して欲しい。手を挙げて発表してくれ!」と言ったとしたら、何人から手が挙がりますか?
ここで、「0人」や「1人か2人」と回答した方は下記の方法を試してみてはいかがでしょうか?
紙に書いて発表する
社長からのリクエストを下記の言い方に変えてみたら、何人からアイディアが出るでしょうか?
「来期の売り上げを今期の5倍にしたいから、そのアイディアを発表して欲しい。今から2分間で手元の紙に1つ以上のアイディアを書いてくれ!」
この手順を実行すれば、いつものやり方では2人しか手をあげなかったのが、全員から意見が出て来ることが起こります。
他に紙に書いてから発表するメリットは何か、少し考えてみてください。
◆メリット1
「紙に書いている時は、他の人の意見が見えない」
紙に書かずに意見を順番に発表していくと、4人目以降から「私も◯◯さんと同じです。」という発言が出たりしませんか?
紙に書いている時は、周りの人が何を書いているか分からないので、他の人に意見に左右されずに、自分の意見を伝えることができます。
◆メリット2
「長いスピーチが始まらない」
紙に書かずに発表すると、多くの場合スピーチ好きな方が2分3分平気で話し、長くなります。書いてから読む場合、1人20秒もあれば終わるので書く時間を入れたとしても、全員が発表する時間は短くてすみます。
上記のようなメリットもあります。
全員の意見を手に入れることが可能になる
紙に書いてから発表する手法は多くの方が知っていますが、私が言うには意図的に取り入れている企業は少ないです。
「すごい会議」では意図的にこの手法を使います。
例えば、会議参加者から意見をもらいたい時に、「それでは皆さん手元の紙に2分で、〜についてあなたの考えを書いて下さい。」とリクエストして、順番に書いたものをそのまま読んでもらいます。
短い時間で、全員の意見を手に入れることができたら、御利益があります。