組織で目標を立てるメリットとは|すごい会議ブログ(ピグマ)
組織で目標を立てるメリットとは
P/Gモデルという考え方
すごい会議では、目標を創る前に問題の棚卸しをするので、
現在の問題がテーブルの上にのっている状態から創ります。
なぜ、目標を立てる前に問題を出すかをシェアします。
P/Gモデルという考え方を紹介します。
Pは「Problem:問題」で、Gは「Goal:目標」のことです。
問題と目標は表裏一体ですという考え方です。
どんな「目標」を設定するかによって、どんな問題が起こるかが決まってきます。
また、どんな問題を解決するとどんな目標が達成できるのかが決まってきます。
今抱えている問題を全て解決した時の未来を想像してみてください。
組織で目標を立てるメリットは何か
組織で目標を立てるメリットがあるとしたら、どんなメリットがあるでしょうか?
多くの場合下記のような回答が返ってきます。
「モチベーションが上がる」
「進むべき方向が明確になる」
他にも色々メリットはあると思います。
例えば、今期の御社の売り上げが20億だったと仮定して、
社長が「来期の目標は18億にしよう!」と言ったら、
あなたが考えたメリットは手に入りますか?
手に入る人もいれば、手に入らない人もいるのではないでしょうか。
それでは、目標を立てるメリットとは何かを考えてみましょう。
目標を立てるということ
目標を立てることの一番のメリットは私が言うには、
「その目標を創らなければ起こらなかったことの実現可能性が最大化する。」ことです。
私の個人の経験で「水泳」を例にあげます。
今ままで通りの練習をしていると、自由形で100m泳ぐとタイムが1分22 秒でした。
そこで次の大会では1分20秒をきりたかったので、「1分19秒で泳ぐ」という目標設定をしました。
その目標を設定したことによって、今までの練習方法ではその目標を達成できないので、
何をやれば達成できるのかを考え始めます。
その結果、何とか目標にしていた「1分19秒」を達成することができました。
皆さんもこのような経験はあるのではないでしょうか。
つまり、今ままでのやり方で達成できる目標は、目標とは呼ばないとうことです。
多くの組織で、その目標が無くても、達成できるような目標が立てられていることを目にします。
御社で立てられている目標は、その目標がなければ達成されないような目標になっていますか?
この機会に、「その目標を創らなければ起こらなかったことの実現可能性が最大化する。」
目標になっているか、見直してみてください。