会議の成果はオープニングスピーチで変わる
こんにちは。株式会社ピグマ、代表取締役 兼 すごい会議マネージメントコーチの太田智文です。
先週、お客様が新規上場しました。鐘を鳴らすところを見に行きたかったのですが、東証の会場に入る人数の制限があるとのことで、今回は会場には伺わず。
こちらの会社の社長とは、15年ほど前からつながりがあり、途中、社名も変えて、今回上場に至ったそのプロセスに、”ぐっ”と込み上げるものがありました。自分のことにように、嬉しかったです。
その週末に、こちらの会社の主要メンバーで、すごい会議が開催され、次の意図と達成のための各役割のミッションと成功のシナリオが合意されました。
先方社長が言うには、このタイミングでこの会話をすることが重要とのこと。
会議の冒頭に、社長が言ったオープニングの言葉が素敵でした。
要約すると
みなさんのおかげで今回上場できた。一人一人向き合って力をつくしてくれてありがとう。
そしてみんなおめでとう。
上場を喜ぶのはここまで。上場も終わったこと。
今から前向いて次の目標に向かって進んでいく。
みんな、これからもよろしく。
こんな一言があって、会議が開始。
和やかな中、ピリッとした雰囲気で、当日の会が行われたのでした。
会議の最初に、意思決定者が、
・どんな意図でこの会を開いたのか?
・この場にどんな期待があるのか?
・参加するメンバーにどんな期待があるのか?
を、相手を尊重しつつ、ストレートに心の中にあることをシェアし、伝えることのパワフルさを目の当たりにしました。
本当のことを言うには勇気が必要です。
まがい者ではない本当のことがその場で語られると、相手は心が動かされます。
その場を効果的な場にするために、まずは意思決定者が心を開き、語りかけることから始めることの効果声を感じたある日の会議でした。
彼らの思い描く未来が実現することにコミットして、応援し続けます。
すごい会議マネージメントコーチ 太田智文