意見が出しやすい環境と良い雰囲気を創る|すごい会議ブログ(ピグマ)
意見が出しやすい環境と良い雰囲気を創る
達成されたことを共有する
会議の雰囲気は会議の成果に影響するでしょうか?
私が言うには雰囲気は成果に影響します。
「すごい会議」では良い雰囲気を創りだすことを意図的に行っています。
「あなたが言うには、今日までに何が達成されましたか?3つ以上の答えを書いてください。」というリクエストをして、達成されたことを全員に発表してもらいます。
まずは1人1つずつ順番に発表してもらいます。
達成されたことを共有することで、会議の雰囲気を良くすることができます。
「私が言うには」という枕詞をつける
2つ目を発表する時は「私が言うには」という枕詞をつけてもらいます。
全員が2つ目を発表したら、この枕詞をつけたことでどんな違いがあったか質問します。
「聞いてる側はどんな違いがありましたか?」
この質問をすると、多くの場合「納得感があった。」や「すんなり意見が入ってきた。」という回答が返ってきます。
「発表する側はどんな違いがありましたか?」
この質問をすると、多くの場合「発表しやすくなった。」という意見が返ってきます。
「私が言うには」という枕詞をつけることで何故このようなことが起こるのでしょうか?
耳から入ってくる情報は自動的に下記の2つに振り分けられます。
◆Yes→受け入れる 「私と同じ意見」
◆No→蹴り返す 「私と違う意見」
これはあなたの今までの経験、価値観、成功体験によって作用します。
「私が言うには」をつけることで、《受け入れる》と《蹴り返す》以外に《受け止める》という反応を追加することができるのです。
そして、人の意見を尊重する仕組みと、意見が発表しやすい環境を創り出すことができます。
称賛するかけ声をかける
3つ目を発表する時には、達成されたことなので、聞いてる方には称賛の意味で「よっ!」という声をかけていただきます。
私が言うには、「よっ!」と言うと場が盛り上がり、明るい雰囲気になります。
不自然なことをやっていますが、雰囲気が良くなります。
雰囲気が良くなるのに、投資額は0円です!
このようには「すごい会議」では意図的に良い雰囲気を創る手法を取り入れています。