合宿と味噌汁と私
こんにちは。株式会社ピグマ、代表兼すごい会議コーチの太田智文です。
先日、すごい会議メンバーで、箱根で合宿を行ってきました。
会場は、大きな会議室があり、駅近、リーズナブルという宿で、お風呂も内風呂、露天風呂あり、素敵な宿でした。
https://www.ichinoyu.co.jp/kaiun/
箱根路開雲今回の2日間の合宿では、
「私たちが何でできているのか?」
を知る上で、とても重要な機会だったと、感じます。
正直なところ、合宿中はその場に集中して精一杯だったのですが、
今から振り返ると、「あー、大切な時間だったんだな」とわかるような感覚です。
その時、持ってるものを出し切ったからこそ、
その瞬間が未来に繋がっているんだということなのだと。
余談ですが、最近(100日間ほど)毎朝、英語学習の一つとして、スティーブ・ジョブズさんのスタンフォード大学での卒業式のスピーチを聞いてますが、その一節の
「you can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards」
(先を見通して点をつなぐことはできない。振り返ってつなぐことしかできない。)
に繋がるのかと一人腹落ちした機会でした。
さて、2日目の朝、いつものようにランニングをして(上の写真は、コーチの石田君との朝のランニング時のものです)、皆で朝食を食べたのですが、そこで出た味噌汁が、格段に美味しい!
その場で何人もの人から、「これはすごい」「うまい」という声が出ておりました。
「もしかして、この宿の売りはこの味噌汁かもしれない」
との声も出るぐらいの美味しさでした。
おそらく期待しない中での格段に美味しい味噌汁だったため
大きな満足や感動が与えられたのだと思われます。
期待値調整が、満足や感動に大きく影響を与えることを身を以て体験しました。
それと
おそらくこの宿は、この味噌汁の美味しさをそれほど気付いてないのでは、と思われたのですが
これは、私たちも同じだなと。
この宿のお味噌汁のように
組織も人も、自らが気づいていない「すごい」が日々生み出されているが
自分ではなかなか気づきにくいのではないかと。
もし、私たちがお店の人に「このお味噌汁、ものすごく美味しいですよね」
と伝えられれば、そして、そのことをお店の人が「ありがとうございます」
と受け止めることができる関係がお互いにあれば
もっと自分の素晴らしさを知ることができ、
意図的に発揮できる可能性があるのではと
感じる機会でした。
「あなたって、○○なところがすごいよね」
と互いに伝えられる関係、素敵ですね。
株式会社ピグマ 代表取締役 すごい会議マネージメントコーチ 太田智文