社長の想いが全社に伝わり、共通言語が作られる、
 社員の成長を実感した3ヶ月間/第1回:導入編

会社名 :インターリンク株式会社 設立:1996年5月 資本金:2,000万円 業務内容: 広告制作企画、大型インクジェット出力・加工、施工 URL : http://www.interlink-pro.co.jp/company/ 従業員数:83名  インタビュー先:竹長 剛社長、高橋知嗣様 担当コーチ:石田一眞(主)、石田博士(副) ディレクター:太田智文

導入を決めたのは、経営者として会社を大きくしたいという想いからと、会社全体で成果を出したいと考えていたからです。

インターリンク社はどんな事業をしていますか?

竹長: 弊社は広告の企画・制作をしています。広告の制作といってもWeb系ではなく、街やイベント会場などで見るような、リアルで見える広告物を取り扱っている制作会社です。

御社の強みは何ですか?

竹長: 主に4つあります。
1つ目はものづくり、生産力の高さですね。ニッチな業界ですが、大型のプリントサービスを行なっている業界では日本のベスト5に入る規模で行なっています。

2つ目は色の質、というのですかね、綺麗にモノを創り上げることです。クライアントには外資系ブランド企業もあります。グラフィック、色合いにこだわりがあるようなトップ企業がお客様についています。「クオリティの高いものをスピーディーに安心して提供してもらえる」という点がご満足いただいているところです。

3つ目は、北海道から沖縄まで全国に提携する工事パートナーがいることです。パートナーと組んで、東京で作ったものを全国の看板に設置しています。

4つ目は採用ですね。2年前は応募エントリー数4000人以上もありました。内定出した後の離脱率の低さと、入社してからの離職率も非常に低いですね。

どんな工夫をされて4000人も集めたのですか?

竹長: 参加してくださった学生が「楽しかった」と言ってもらえるような工夫をしましたね。大学生が「あの会社楽しかったよ!」と口コミで広がり、加速度的に増えていきました。

SNSなどの横の繋がりが一番の要因じゃないですかね。毎回インターンでは、18時まで実施した後、社員を呼んでピザパーティーをしたり、懇親会を開いたりもしました。その際、学生が社員に「どんな会社ですか?」「辛いことはどんな時ですか?」など、相談ができる場を作りました。

採用面接の時に「社風がとても良いですね」と毎回言われるんです。これが志望理由としてよく言われる言葉ですね。

どんな雰囲気の会社ですか?

竹長: 社員は80名程度で、平均年齢が29歳です。7年前から新卒採用を行い全体の40%が新卒社員、そして新卒入社5年以内の社員が全体の80%を占めていて、とてもフレッシュな会社です。

竹長さんが若い社員を増やしている理由は何ですか?

竹長: 私が代表になった5年半ほど前は20数名だったのですが、事業を行うにあたって、組織創りをしっかりやっていきたいと考えました。社長に就任した当時は中途採用も行なっていましたが、会社の文化や考えがうまく伝えきれなくて、勝手なことをする社員もいたり合わなくて辞めていく人もいました。これから会社規模を大きくしていこう、強くしていこうと考えたときに、自分の考えを伝えられる、魅力的な人を集められる集団にしていきたいと思い、それを理解してくれる人や素直な人、若い人が活躍できる会社を創りたいという想いがありました。

平均年齢が若いからこそのメリットと、さらなる成長ポイントは何ですか?

竹長: メリットは元気があるところ、固定概念・先入観がなく吸収するところです。私が採用時に見ているポイントが3つあって、それが「素直さ・前向きさ・行動力」です。この3つをなるべく兼ね備えている人を採用するようにしています。

一方で、会社としての成長ポイントは、社歴が10年以上の人間が80数名いる中の10人もいないことですね。我々のノウハウ・考えを安定的に伝えていくこと、部下への落とし込みなど、要は教育面ですね、これらは課題だと考えています。なので人事部門を作って組織開発に力を入れていきます。

そんな想いがある中、太田コーチと知り合ったきっかけを教えてください。

竹長: 知人からのご紹介です。経営者が集まる会合で、元々知り合いだった経営者から「すごい会議知ってますか?」と聞かれたことですね。実は10年ほど前に大橋禅太郎さんのすごい会議の本を読んだことがあって、その時読んだ感想としては「面白いな!」と思ったんですけど、実際、実行できるかどうかっていうことには難しさを感じていました。なかなか実行はできないだろうと思っていたんですが、若い社員の教育面の課題を強く感じていて、全体を底上げするには非常に良い機会じゃないかなと思いました。

実際に導入することを最終的に決めた理由を教えてください。

竹長: 大きく2つあります。1つ目は、経営者として会社を大きくしたいという想いから、会社全体で成果を出したいと考えていたことです。

2つ目は、ビジネスでもプライベートでも自分の考えたことをやり切る力を身につけて欲しいと思っていました。例えば、いつまでに〇〇する、といったことです。これはプライベートでも同じで、言ったことをすると人生の成功に繋がるんじゃないかと考えていました。

今は仕事とプライベートの両立とよく言われていますが、そういった意味では何か人生のプラスになるきっかけになると思いました。

導入前に、参加メンバーにどんな能力が開発されることを期待していましたか?

竹長: 最初の段階ですと、生産性を高めながら我々が決めた目標、期待する成果に対して短期間に成果を出せるようになることです。その中でやりながらですが、コーチングの大切さを学んで私自身も考えさせられたり、お互いがコーチングされることよって自分の考えややりたい事が引き出されることが見えてきました。

今回の道場の中で話した内容をメモして自分の家の壁に貼っています。で、社員にも自分の目標を紙に書き出してもらって、「よかったら家に張り出してみて」と伝えましたね。

 

取材日: 2018年4月25

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