リモートでチームビルディングを成功させる完全ガイド

2025/11/17

こんにちは。株式会社ピグマです。
「リモートワークを導入したら、社員同士のつながりが薄くなってしまった...」「チームの一体感が失われて、生産性が落ちている気がする...」
そんな悩みを抱えている経営者の方は多いのではないでしょうか。

リモートワークは通勤時間の削減や柔軟な働き方を実現する一方で、チームビルディングに大きな課題をもたらします。オフィスでは自然に生まれていた雑談やちょっとした会話が失われ、社員の孤独感や組織の分断が進んでしまうケースも少なくありません。

しかし、適切な方法を取り入れれば、リモート環境でも強固なチームを作ることは十分可能です。本記事では、中小企業の経営者の方に向けて、リモートワーク時代のチームビルディングの具体的な方法をわかりやすく解説していきます。

リモートワークでチームビルディングが難しい理由

リモート環境でチームビルディングを行う前に、まずは「なぜリモートワークではチーム作りが難しいのか」を理解しておきましょう。

コミュニケーション機会の減少

オフィスで働いていた時代には、給湯室での雑談や廊下でのすれ違いざまの会話など、自然なコミュニケーションが数多く発生していました。これらは一見すると無駄話のように思えますが、実は信頼関係を築く重要な役割を果たしていたのです。

リモートワークでは、「用がない限り話さない」という状況になりがちです。業務に必要な連絡だけで済ませてしまい、メンバー同士の人間関係が希薄になってしまいます。
その結果、困ったときに助けを求められない、気軽に相談できないといった問題が生じてしまうのです。

個人の孤立感とチーム意識の低下

自宅やワークスペースで一人で作業していると、「自分は会社の一員である」という実感が薄れてしまいます。画面越しの会議では、相手の温度感や表情が読み取りにくく、心理的な距離を感じやすくなります。
特に新入社員や中途入社のメンバーは、チームに馴染む機会が少なく、孤立感を強く感じる傾向があります。この孤立感は離職の原因にもなりかねません。

メンバーの状況把握の難しさ

社員が本音を言うには、「これに答えても大丈夫」という安心感が必要です。徹底的に匿名性を保証してください。

質問は「会社の良い点と改善すべき点を具体的に教えてください」のように、自由に書いてもらう形式がおすすめです。「上司に反対意見を言いやすいですか?」など、具体的な行動について聞くと、より実態がつかめます。

リモートチームビルディングの基本戦略

それでは、リモート環境でどのようにチームビルディングを進めていけばよいのでしょうか。ここでは基本となる3つの戦略をご紹介します。

チーム目標の明確化と共有

リモート環境だからこそ、チーム全体の目標を明確にし、全員で共有することが重要です。メンバーが離れた場所で働いていても、同じゴールに向かっているという意識を持てるようにしましょう。
目標を設定する際は、単に数字を掲げるだけでなく、「なぜこの目標を達成する必要があるのか」「達成することで会社やお客様にどんな価値をもたらすのか」といった意義も一緒に伝えることが大切です。
また、行動規範や判断基準といったルールも明文化しておくと、メンバーが迷わず行動できるようになります。
例えば、「お客様第一」「スピード重視」「チャレンジを歓迎する」といった価値観を共有することで、チームの方向性が統一されます。

意識的なコミュニケーション設計

リモートワークでは、コミュニケーションが「当たり前」ではなくなります。だからこそ、意識的にコミュニケーションの機会を設計することが必要なのです。

定期的な1on1ミーティングを実施して、メンバー一人ひとりの状況を把握しましょう。業務の進捗だけでなく、プライベートの話や悩みごとなども聞ける関係性を作ることが大切です。

また、チーム全体での定例会議も重要です。週に一度、全員が集まって進捗を共有し、課題を話し合う場を設けることで、チームとしての一体感が生まれます。

心理的安全性の確保

チームビルディングで最も重要なのが、心理的安全性の確保です。これは「自分の意見を言っても否定されない」「失敗しても責められない」という安心感のことを指します。

心理的安全性が高いチームでは、メンバーが積極的に発言し、新しいアイデアを出すようになります。逆に心理的安全性が低いと、メンバーは萎縮してしまい、最低限の業務しかこなさなくなってしまいます。

リーダーは率先して自己開示を行い、失敗談や悩みを共有することで、「この場では何を言っても大丈夫」という雰囲気を作りましょう。

すぐに実践できるリモートチームビルディングの具体的手法

ここからは、明日からでも取り入れられる具体的な方法をご紹介していきます。

バーチャルオフィスの活用

バーチャルオフィスとは、オンライン上に仮想的なオフィス空間を作るサービスのことです。メンバーの顔がリアルタイムで表示され、同じ空間にいるような感覚を得られます。

代表的なツールとしては、RemottyやGather.townなどがあります。これらを使うことで、「今誰がいるのか」「声をかけても大丈夫そうか」といったことが分かり、気軽にコミュニケーションを取りやすくなります。

雑談専用チャンネルの設置

SlackやMicrosoft Teamsなどのチャットツールに、業務とは関係のない雑談専用のチャンネルを作りましょう。「ペット自慢チャンネル」「今日のランチチャンネル」「趣味チャンネル」など、気軽に投稿できる場を用意することで、メンバー同士の交流が自然と生まれます。

また、「今週の感謝」チャンネルを作って、お互いに「ありがとう」を伝え合う文化を作るのも効果的です。小さな感謝の積み重ねが、チームの信頼関係を強固にしていきます。

オンライン朝会・夕会の実施

毎朝15分程度、チーム全員でオンライン朝会を開催しましょう。全員が顔を合わせて「今日やること」を共有するだけで、チームとしての一体感が生まれます。

朝会では、業務の話だけでなく、簡単なアイスブレイクを入れるのもおすすめです。「今日の調子を天気で表すと?」「最近うれしかったこと」といった質問を投げかけることで、メンバーのコンディションも把握できます。

夕会では、今日の振り返りや学んだことを共有することで、チーム全体の学習効果も高まります。

オンライン飲み会・ランチ会の開催

月に一度程度、業務時間内にオンラインでランチを食べながら雑談する時間を設けましょう。会社が飲食代を補助することで、参加のハードルも下がります。

金曜日の夕方には、自由参加のオンライン飲み会を開催するのも良いでしょう。「今週も頑張ったね!」という達成感をチームで共有することで、メンバーのモチベーションも高まります。
ただし、参加を強制してしまうと逆効果になるので、あくまでも自由参加にすることがポイントです。

チームビルディングを促進するオンラインゲーム・アクティビティ

チームビルディングには、ゲームやアクティビティを取り入れるのも効果的です。楽しみながらコミュニケーションを取ることで、自然と信頼関係が構築されていきます。


オンライン謎解きゲーム

チームで協力しながら謎を解いていくゲームは、コミュニケーション力や協調性を高めるのに最適です。制限時間内にどれだけ多くの謎を解けるかを競うことで、チームとしての達成感も味わえます。

専門の企業が提供するサービスもありますし、無料で楽しめるオンライン謎解きも多数存在します。1〜2時間程度で実施できるので、月に一度のチームビルディング活動として取り入れてみてはいかがでしょうか。

借り物競争ゲーム

「一番ペットの数が多い人」「野球カードをコレクションしている人」など、特定の条件に当てはまるメンバーを探すゲームです。お互いのことを知るきっかけになり、意外な共通点を発見することもあります。
簡単に実施できるので、会議の冒頭のアイスブレイクとしても活用できます。

オンライン絵画教室・ワークショップ

みんなで同じ絵を描いたり、何かを作ったりする体験を共有することで、一体感が生まれます。必要な画材を事前に郵送しておけば、離れた場所にいても同じ体験を楽しめます。
また、メンバーの得意分野を活かした「社内勉強会」を開催するのもおすすめです。「○○さんのExcel講座」「△△さんのマーケティング入門」など、メンバーが先生役になることで、お互いの理解が深まります。

バーチャル合宿の実施

半年に一度程度、丸一日をチームビルディングに充てる「バーチャル合宿」を開催するのも効果的です。午前中はワークショップ、午後はゲーム大会、夜はオンライン懇親会といったように、充実したプログラムを組むことで、チームの絆が一気に深まります。

リモートチームビルディングに必要なツール

効果的なチームビルディングを実現するには、適切なツールの選定が欠かせません。

ビデオ会議ツール

Zoom、Microsoft Teams、Google Meetなどのビデオ会議ツールは必須です。顔を見ながら話すことで、テキストだけでは伝わらないニュアンスや感情も共有できます。
画面共有機能やブレイクアウトルーム機能を活用すれば、より効果的な会議やワークショップが実施できます。

チャットツール

SlackやMicrosoft Teams、Chatworkなどのビジネスチャットは、日常的なコミュニケーションを円滑にします。チャンネル機能を使って、プロジェクトごと、トピックごとに会話を整理できるのも便利です。
絵文字リアクション機能を使えば、気軽に感情を表現できるため、コミュニケーションがより活発になります。

プロジェクト管理ツール

Trello、Asana、Backlogなどのプロジェクト管理ツールを使えば、誰が何をしているのかが一目で分かります。タスクの進捗状況を可視化することで、チーム全体の状況把握がしやすくなります。
また、メンバー同士で助け合う文化も生まれやすくなります。

情報共有ツール

NotionやConfluence、Kibela などの情報共有ツールを活用すれば、ナレッジの蓄積や共有がスムーズになります。議事録や手順書を一元管理することで、メンバー間の情報格差も解消されます。

リモートチームビルディングを成功させるためのポイント

最後に、リモート環境でチームビルディングを成功させるための重要なポイントをまとめます。

リーダーが率先して行動する

チームビルディングの成否は、リーダーの姿勢にかかっています。リーダー自らが積極的に自己開示を行い、メンバーとのコミュニケーションを大切にする姿を見せることで、チーム全体の雰囲気が変わっていきます。
「忙しいから」とコミュニケーションを後回しにせず、チームビルディングを経営課題の一つとして優先的に取り組みましょう。

継続性を重視する


チームビルディングは一度実施すれば終わりではありません。継続的に取り組むことで、初めて効果が表れます。
最初は月に一度のオンラインイベントから始めて、徐々に日常的なコミュニケーションへと広げていきましょう。無理のない範囲で、長く続けられる仕組みを作ることが大切です。

メンバーの声を聞く

チームビルディングの方法は、チームの特性や状況によって異なります。「こういう活動をやってみたい」「こんなツールを使いたい」といったメンバーの声を積極的に取り入れましょう。
定期的にアンケートを実施して、チームビルディング活動の効果を測定することも重要です。うまくいっていない部分があれば、柔軟に改善していきましょう。

強制ではなく自発性を促す

参加を強制してしまうと、チームビルディングが義務になってしまい、逆効果になることもあります。特にオンライン飲み会やゲーム大会などは、参加したい人だけが参加できる仕組みにしましょう。
ただし、業務に関する重要な情報共有は全員参加を基本とし、雑談や交流の場は自由参加にするなど、バランスを取ることが大切です。

小さな成功を積み重ねる

最初から完璧なチームを作ろうとする必要はありません。まずは簡単にできることから始めて、小さな成功体験を積み重ねていきましょう。
例えば、週に一度の朝会を始める、雑談チャンネルを作る、月に一度のオンラインランチ会を開催するなど、できることから一つずつ取り組んでいけば良いのです。

まとめ

リモートワーク環境でのチームビルディングは、確かに難しい面もあります。しかし、適切な方法を取り入れることで、オフィス勤務時代以上に強固なチームを作ることも可能です。
重要なのは、コミュニケーションを「意識的に設計する」ことです。自然に任せていては生まれないコミュニケーションを、仕組みとして作り上げていく必要があります。

本記事でご紹介した方法の中から、あなたの会社に合ったものをいくつか選んで、まずは試してみてください。最初は小さな一歩かもしれませんが、継続することで必ずチームに変化が現れます。

リモートワークという新しい働き方に対応しながら、メンバー一人ひとりが能力を発揮できるチームを作っていきましょう。チームの力こそが、中小企業の最大の武器になるのですから。
すごい会議では、チームビルディングに関するコーチングやコンサルティングも提供しています。「もっと具体的なアドバイスが欲しい」「自社に合った方法を知りたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
強いチーム作りは、会社の未来を作ることに他なりません。

今日から、一歩ずつ始めていきましょう。


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