【中小企業向け】人材育成フレームワーク活用ガイド|経営課題を解決する効果的な方法

2025/8/4

こんにちは。株式会社ピグマ、代表兼すごい会議コーチの太田智文です。
「社員や役員がなかなか成長しない…」「ベテラン社員の退職で技術が途絶えてしまうのでは…」「社員のモチベーションが上がらず、生産性が停滞している…」
もし、あなたがこのようなお悩みを抱えている中小企業の経営者であれば、この記事はきっとお役に立ちます。
「人材育成」という言葉はよく聞きますが、漠然とした取り組みになっていませんか?場当たり的なOJTや研修では、なかなか思うような効果が出ないのが現実です。
そこで重要になるのが、「人材育成フレームワーク」です。フレームワークとは、問題解決や意思決定を効率的に行うための「思考の枠組み」のこと。人材育成にフレームワークを導入することで、属人的だった育成を体系化し、組織全体の力を底上げすることができます。
この記事では、人材育成フレームワークの基本から、中小企業でもすぐに始められる具体的なフレームワーク、そして導入を成功させるためのステップまで、経営者の方に向けてわかりやすく解説します。ぜひ、この記事を読んで、人材育成を単なるコストではなく、企業の未来を創るための「投資」として捉え直すきっかけにしてください。


人材育成フレームワークが中小企業の経営課題を解決する3つの理由

経営者にとって、人材育成は「コスト」と見られがちですが、実は多くの経営課題を解決する強力な手段です。人材育成フレームワークを活用することで、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、中小企業が抱える代表的な課題を解決する3つの理由を解説します。

理由1:属人化から脱却し、生産性を向上させる

「あの人がいないと仕事が回らない…」中小企業では、特定の社員に業務が集中し、その人が休んだり退職したりすると業務が滞る「属人化」が大きな課題になりがちです。ベテラン社員の勘や経験に頼った仕事の進め方は、一見効率的に見えますが、長期的な視点で見るとリスクが高いと言えます。
人材育成フレームワークを導入すると、育成プロセスが明確になり、誰が教え手になっても一定の品質で教育ができるようになります。これにより、特定の個人に依存しない「仕組み」として組織の知識やスキルを蓄積できます。結果として、社員一人ひとりのスキルが底上げされ、組織全体の生産性向上につながるのです。

理由2:社員の主体性を引き出し、組織全体の成長を促す

社員が「やらされ仕事」になっていませんか?指示されたことしかやらない社員が多いと感じるなら、それは人材育成の仕組みに問題があるかもしれません。フレームワークは、単にスキルを教えるだけでなく、社員自身が「なぜこのスキルが必要なのか」「どうすれば目標を達成できるのか」を考えさせる機会を提供します。
たとえば、目標設定のフレームワークを活用することで、社員は上司から与えられた目標ではなく、自分で納得した目標を立てることができます。これにより、目標達成への意欲やモチベーションが向上し、自ら課題を見つけて解決する「主体性」が育まれます。社員一人ひとりが自律的に成長することで、組織全体が活気に満ち、持続的な成長を遂げることが可能になります。

理由3:離職率を低下させ、採用コストを削減する

「せっかく採用したのにすぐに辞めてしまう…」これは、多くの経営者が直面する深刻な問題です。離職の理由は様々ですが、「成長を感じられない」「正当な評価がされない」といった、キャリアに対する不満も大きな要因の一つです。
体系的な人材育成フレームワークは、社員に「会社は自分の成長を真剣に考えてくれている」という安心感を与え、エンゲージメントを高めます。また、明確な評価基準に基づいた成長目標を設定することで、社員は自分の成長を実感しやすくなります。これにより、離職率の低下につながり、新たな人材を採用するための莫大なコスト(採用広告費、面接工数など)を削減できるのです。

はじめに知るべき!人材育成フレームワークの基本

人材育成フレームワークと聞くと、難しく感じるかもしれませんが、その考え方は非常にシンプルです。ここでは、具体的なフレームワークを見る前に、その基本的な考え方と代表的な概念について解説します。

フレームワークとは何か?

『フレームワーク(framework)とは、直訳すると「骨組み」や「枠組み」を意味します。ビジネスの世界では、ある問題を解決したり、意思決定をしたりするための「共通の型」や「思考のプロセス」を指します。人材育成においては、「誰でも、どんな状況でも、一定の質を担保しながら効果的に人材を育てるための仕組み」と考えるとわかりやすいでしょう。
たとえば、料理で「レシピ」を使うことを考えてみてください。レシピは、初心者でもプロの味に近づけるための「料理のフレームワーク」です。人材育成フレームワークもこれと同じで、経験や勘に頼らず、誰でも一定の成果を出せるようにするための「レシピ」のようなものだと捉えれば、難しく考える必要はありません。

代表的な人材育成フレームワークの種類

人材育成フレームワークは多岐にわたりますが、まずは基本となる3つの概念を押さえておきましょう。これらは、多くのフレームワークの土台となる考え方です。

OJT(On the Job Training)

OJTは、「現場での実務を通じて」学ぶ人材育成手法です。先輩や上司が、日常業務の中で直接指導を行います。中小企業で最も一般的に行われている育成方法と言えるでしょう。OJTの最大のメリットは、実践的なスキルが身につくこと、そして個々の進捗や理解度に合わせて柔軟に指導できることです。
しかし、指導者のスキルや時間的な余裕に成果が左右されやすく、属人化しやすいというデメリットもあります。OJTを成功させるには、指導する側が教え方を体系的に学ぶこと、そしてOJTの内容を明確な計画として立てることが重要です。

OFF-JT(Off the Job Training)

OFF-JTは、「職場から離れて」行われる人材育成手法です。外部の研修会やセミナーへの参加、社内での集合研修などがこれにあたります。OJTでは学びにくい、体系的な知識や専門スキルを身につけるのに適しています。
OFF-JTのメリットは、多角的な視点や最新の情報を得られること、そして同期や他部署の社員との交流を通じて視野が広がることです。一方で、研修費用や時間的なコストがかかることがデメリットです。OJTとOFF-JTをバランス良く組み合わせることが、効果的な人材育成につながります。

PDCAサイクル

PDCAサイクルは、もはや人材育成に限らず、あらゆるビジネスシーンで使われる「継続的改善」のためのフレームワークです。「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Action(改善)」の頭文字を取ったもので、このサイクルを回すことで、目標達成に向けた改善を繰り返します。
人材育成に当てはめると、次のように活用できます。
・Plan: 育成目標や計画を立てる
・Do: 計画に基づき、OJTや研修などを実行する
・Check: 目標に対する達成度を評価する
・Action: 評価結果を踏まえ、次なる改善策を立てる
このPDCAサイクルを回し続けることで、人材育成の取り組みが単なる一時的なもので終わらず、継続的な組織成長へとつながります。

中小企業におすすめ!具体的な人材育成フレームワーク5選

ここからは、特に中小企業にとって導入しやすく、効果も高いとされる具体的な人材育成フレームワークを5つご紹介します。自社の課題に合わせて、最適なものを選んでみてください。

フレームワーク1:70:20:10の法則

70:20:10の法則とは、人の成長は以下の割合で構成されるという考え方です。
70%: 経験(実務経験や挑戦)からの学習
20%: 他者との関わり(フィードバック、コーチング、OJTなど)からの学習
10%: 座学(研修、読書、セミナーなど)からの学習
この法則が示すように、最も成長を促すのは日々の業務における「経験」です。このフレームワークを活用することで、「研修ばかりにお金をかけても効果がない…」という悩みを解決できます。
【中小企業での活用例】
70%: 若手社員に少し難易度の高いプロジェクトを任せる、新しい顧客を担当させる
20%: 上司が定期的に1対1で面談を行い、フィードバックを行う
10%: 業務に関連する書籍の購入費を補助する、オンライン学習ツールを導入する
この法則を意識することで、研修だけに頼らず、日々の業務そのものを人材育成の場として捉え直すことができます。特に、時間や費用に制約のある中小企業にとっては、非常に有効なアプローチです。

フレームワーク2:SMARTの法則

SMARTの法則は、目標設定の質を高めるためのフレームワークです。立てた目標が「絵に描いた餅」で終わらないよう、具体的な基準で目標を定義します。SMARTは、以下の5つの単語の頭文字を取ったものです。
・S: Specific(具体的に)
・M: Measurable(測定可能な)
・A: Achievable(達成可能な)
・R: Relevant(関連性のある)
・T: Time-bound(期限のある)
【中小企業での活用例】
✖️「営業スキルを上げる」→抽象的でどう達成すればいいかわからない
✔️「3ヶ月以内に、新規顧客からの成約件数を月3件から月5件に増やすため、週に+400件のテレアポを実施する」
このように、SMARTの法則に沿って目標を立てることで、社員は「何をすればいいのか」が明確になり、モチベーションを高く保つことができます。また、上司も進捗を正確に把握し、適切なフィードバックを与えることが可能になります。

フレームワーク3:Will-Can-Mustの法則

Will-Can-Mustの法則は、社員のキャリアや目標設定を支援するためのフレームワークです。社員の「やりたいこと(Will)」「できること(Can)」「やるべきこと(Must)」の3つの要素を整理し、それらが重なり合う部分を見つけ出すことで、最適な目標やキャリアパスを導き出します。
Will: 本人が「やりたい」と思っていること、情熱を持っていること
Can: 本人が「できる」こと、スキルや能力、経験
Must: 組織や社会から「やるべき」と求められていること、会社の目標や役割
【中小企業での活用例】
このフレームワークを定期的な1on1面談で活用することで、社員のやりたいことと会社の目標を一致させることができます。たとえば、「新しい技術に挑戦したい(Will)」という社員がいれば、「その技術が、顧客の課題解決にどう役立つか(Must)」を共に考え、「どのようなスキルを身につければそれが可能か(Can)」を明確にしていきます。これにより、社員はやりがいを感じながら、会社に貢献する道を見つけることができます。

フレームワーク4:経験学習モデル

経験学習モデルは、経験からいかにして学ぶか、そのプロセスを体系化したフレームワークです。アメリカの教育学者デイビッド・コルブが提唱したもので、以下の4つのステップを繰り返すことで、学びが定着するとされています。
1. 経験: 実際に何かを体験する
2. 内省: その経験を振り返り、何が起こったかを考える
3. 概念化: 内省した内容から、一般的な教訓や法則を見出す
4. 適用: 見出した教訓を、次の行動に活かす
【中小企業での活用例】
新しく任せた仕事でミスをしてしまった社員がいたとします。
1. 経験: 顧客との打ち合わせで、報告書に記載ミスがあった
2. 内省: なぜミスが起きたのか? → 打ち合わせ中のメモが不十分だった、確認を怠った
3. 概念化: 報告書作成時は、複数の視点からチェックリストを使って確認することが重要だ
4. 適用: 次回からは、打ち合わせ中に確認事項を復唱し、作成後は上司や同僚にダブルチェックを依頼する
このように、失敗を単なる失敗で終わらせず、次の成長につなげるための仕組みとして活用できます。特にOJTと相性が良いフレームワークです。

フレームワーク5:コーチング

コーチングは、相手の自律的な成長を促すためのコミュニケーション手法です。ティーチング(教える)とは異なり、質問を通じて相手の内にある答えや可能性を引き出すことを目的とします。人材育成の現場では、上司が部下の**「伴走者」**として、自ら考え、行動する力を育むために活用されます。
【中小企業での活用例】
たとえば、業務で壁にぶつかっている社員がいたとします。
ティーチング(教える): 「この問題はAという方法で解決しなさい」と答えを教える
コーチング(引き出す): 「この問題の根本原因は何だと思う?」「解決するために、どんな選択肢が考えられるだろうか?」「その中で、一番効果がありそうなのはどれかな?」と質問を重ね、自ら答えにたどり着く手助けをする
コーチングを導入することで、上司は「答えを教える人」から「問いを立てる人」へと役割が変化します。社員は自ら考える癖がつき、問題解決能力が向上します。これは、VUCA(変動性・不確実性・複雑性・曖昧性)の時代において、企業が生き残るために不可欠な能力です。

フレームワーク導入成功の鍵!具体的な3つのステップ

「フレームワークを導入したものの、結局形骸化してしまった…」という失敗は少なくありません。そうならないために、導入を成功させるための具体的なステップを確認しておきましょう。

ステップ1:現状分析と目標設定

まず、なぜ人材育成フレームワークが必要なのか、その目的を明確にすることから始めます。
現状分析:
現在、どのような経営課題があるか?(例:社員のスキル不足、離職率の高さ、次期リーダー不在など)
現状の人材育成はどのように行われているか?(例:OJTが属人化している、研修が単発で終わっているなど)
目標設定:
フレームワーク導入によって、どのような状態を目指すのか?(例:半年後に特定部署の離職率を5%下げる、1年後に若手社員の提案件数を倍増させるなど)
このステップが最も重要です。課題が明確でなければ、どのフレームワークを選べば良いか分からず、効果も出ません。SMARTの法則を活用して、具体的な目標を立てるのがおすすめです。

ステップ2:フレームワークの選択とカスタマイズ

ステップ1で立てた目標を達成するために、どのフレームワークが最適かを検討します。
課題が「社員のモチベーション不足」なら: Will-Can-Mustやコーチングが有効かもしれません。
課題が「仕事の効率の悪さ」なら: SMARTの法則やPDCAサイクルが役立つでしょう。
課題が「経験やノウハウの継承」なら: 70:20:10の法則や経験学習モデルが適しています。
大切なのは、完璧なフレームワークは存在しないということです。自社の文化や社員の特性に合わせて、複数のフレームワークを組み合わせたり、一部をカスタマイズしたりすることが成功の鍵です。最初は小さく始めるのがおすすめです。

ステップ3:実行と振り返り(PDCA)

フレームワークを選んだら、いよいよ実行です。しかし、一度やったら終わりではありません。
・実行: 計画に基づき、OJTや研修などを実施します。
・振り返り: 定期的に進捗をチェックし、当初の目標と比較してどうだったかを評価します。
・改善: 「なぜうまくいったのか」「なぜうまくいかなかったのか」を分析し、次のアクションに活かします。
このPDCAサイクルを回し続けることで、人材育成の仕組みそのものが洗練されていきます。社員の声を聞きながら、常に改善を重ねていく姿勢が重要です。

成功事例から学ぶ!中小企業での人材育成フレームワーク活用術

具体的なフレームワークや導入ステップがわかっても、「本当にうちの会社でできるのだろうか?」と不安に思うかもしれません。ここでは、中小企業がどのようにフレームワークを活用して成功したか、架空の事例を交えてご紹介します。

製造業の事例:多能工化による生産性向上

従業員50名の中小規模の製造業A社は、ベテラン社員の退職による技術継承の課題を抱えていました。特定の工程しか担当できない社員が多く、生産ラインの一部が停止すると全体に影響が出てしまう状態でした。そこで、彼らは70:20:10の法則と経験学習モデルを組み合わせた人材育成計画を立てました。
計画: ベテラン社員と若手社員をペアにし、若手社員が複数の工程を習得する「多能工化」を目指す。
実践:
70%: 若手社員は、ベテラン社員の指導のもと、日常業務(実務)を通じてOJTを実施。
20%: 業務後にベテラン社員が若手社員にフィードバックを行い、その日の作業を振り返る時間を設ける。(経験学習モデルの内省と概念化に相当)
10%: 製造技術に関する外部セミナーへの参加費用を補助。
結果: この取り組みを始めて1年後、若手社員の多くが複数の工程を担当できるようになり、生産ラインの柔軟性が大幅に向上しました。ベテラン社員は後継者が育つことにやりがいを感じ、若手社員も自分の成長を実感できるようになったため、組織全体のモチベーションも向上しました。

IT企業の事例:OJTとSMARTの法則を組み合わせた事例

従業員30名のIT企業B社は、営業担当の社員がなかなか目標を達成できず、マネージャーが個別に指導するものの、成果にばらつきがあるという課題を抱えていました。そこで、彼らは既存のOJTをSMARTの法則を使って見直し、個々の目標設定をより明確にしました。
計画: マネージャーと営業担当が月に一度、1対1で面談を行い、SMARTの法則に沿って個人の目標を立てる。
実践:
・✖️「もっと営業成績を上げる」→「3ヶ月以内に、担当顧客のアップセル(既存顧客への追加提案)で売上を100万円増加させる」という具体的な目標を立てる。
・この目標を達成するために、「週に3件の訪問アポイントメントを確保する」「顧客の課題をヒアリングするための質問リストを作成する」といった具体的な行動計画に落とし込む。
結果: 目標が明確になったことで、営業担当者は何をすればいいか迷うことがなくなり、自主的に行動するようになりました。マネージャーも進捗を正確に把握でき、的確なアドバイスが可能になったため、チーム全体の営業成績が安定的に向上しました。

人材育成フレームワークの導入を失敗させないための注意点

せっかく導入するフレームワークも、使い方を間違えれば効果は半減してしまいます。ここでは、人材育成の取り組みを成功させるために、経営者が特に注意すべき3つのポイントを解説します。

注意点1:一方的な押し付けにならないようにする

「明日からSMARTの法則で目標を立てるように!」と上から一方的に指示するだけでは、社員は反発を感じたり、形だけの目標を立てたりしてしまいます。人材育成の目的は、社員を「管理」することではなく、「自律的な成長」を促すことです。
フレームワークを導入する際は、その「なぜ」を丁寧に説明することが重要です。「なぜこのフレームワークを使うのか?」「社員にとってどんなメリットがあるのか?」を伝えることで、社員は納得して自発的に取り組むようになります。社員の声を聞き、共に目標を立てるプロセスを大切にしてください。

注意点2:目的と手段を混同しない

フレームワークはあくまで「手段」であり、人材育成の「目的」ではありません。たとえば、PDCAサイクルを回すこと自体が目的になってしまい、報告書作成にばかり時間がかかり、肝心の業務がおろそかになってしまう、といったケースもよく見られます。
大切なのは、**「人材育成を通じて、最終的にどんな経営課題を解決したいのか」**という目的を常に意識することです。フレームワークは、その目的達成を助けるツールに過ぎません。導入したフレームワークが、本当に目的達成に役立っているか、定期的に見直す習慣をつけましょう。

注意点3:継続的な改善を怠らない

人材育成は、一度やったら終わりというものではありません。社員の成長ステージや市場環境の変化に合わせて、常に改善していく必要があります。PDCAサイクルを回し続け、うまくいったこと、うまくいかなかったことを丁寧に分析し、次のアクションに活かす姿勢が不可欠です。
また、この継続的な改善を支えるのは、経営者やマネージャーの**「伴走者」**としての役割です。社員の成長を信じ、長期的な視点でサポートし続けることで、組織はより強固なものになっていきます。

まとめ

この記事では、経営課題を抱える中小企業の経営者向けに、人材育成フレームワークの基本から具体的な活用方法までを解説しました。
人材育成は、目に見える成果が出るまでに時間がかかるため、ついつい後回しになりがちです。しかし、社員一人ひとりの成長こそが、企業の持続的な成長を支える唯一の基盤です。人材育成にフレームワークを導入することで、勘や経験に頼らない、体系的で効果的な育成が可能になり、組織全体の生産性向上や離職率低下、そして何よりも社員のモチベーション向上につながります。
人材育成の重要性は理解しているものの、「具体的にどう進めたらいいかわからない」「社員の主体性がなかなか引き出せない」といったお悩みをお持ちであれば、私たち「すごい会議」がお手伝いできるかもしれません。
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