コロニー株式会社 代表取締役 清水勇樹様

意思が統一され、目標を明確化。具体的なアクションプランまで会議で落とし込むことで組織が一枚岩に進化。

・設立:2018年
・資本金:10,166万円 (資本準備金含む)
・従業員数:約70名
・事業内容:事業開発経験者や起業経験者のオープンネットワークを活用したオーケストラ型コンサルティングサービス事業、およびSaaS事業
・本社:〒101-0054 東京都千代田区 神田錦町2-2-1 神田スクエア11F WeWork内
・会社URL:[https://qolony.co.jp/]
・導入時期:2022年9月
・担当コーチ:株式会社ピグマ 太田智文

明確な目標に向かって社内での意思統一、および推進力を上げて行きたいと考え、導入を決定

—まず御社の事業内容を教えてください。

 

大きく2つあります。1つは、オーケストラ型コンサルティング事業です。 特徴は柔軟な組織体制とエキスパートノウハウのパッケージングで、 社員だけではなく外部のエキスパートネットワークを用いて、フェーズ毎の稼働率調整が できる最適なチームと商材で、クライアントの課題解決の企画から推進まで一気通貫で支援させて頂いております。 また、外部エキスパートネットワークも約1000名程度となりましたので、「Experty」というエキスパートDBを元に、各分野のエキスパートのアドバイスを手軽に受けられるSaaSサービスを自社開発・販売しています。

 

—導入前の状況と問題意識、なぜ導入したかについて教えてください。

 

問題意識として一番感じていたのは「社内で意思が統一できていないこと」です。 弊社は2018年に創業し、正社員だけでも70名以上、業務委託の方々を含めると月間200名以上のメンバーがおります。 全員が毎日出社しているわけではないので、どうしてもフェイストゥフェイスのコミュニケーションが少なくなってしまっているのが現状でしたし、コミュニケーションの質と量も限られたメンバーに集中していました。 その結果、「会社全体で進むべき方向」が少しぶれ、意志の統一が難しくなっていたんです。 そんな時に、毎回の会議の質の向上が必要だと感じました。 正直、私からトップダウンで会議をファシリテイトすることはできるのですが、 それでは結局のところボトムアップで、メンバーの方々の声も出てこないでしょうし、 結果として、全メンバーが一丸となって、主体的に会社を成長させることはできません。 そこで、元々面識のあった太田さんにすごい会議の導入をお願いすることになりました。

明確な目標を策定し、一枚岩になって進むことができるように

—導入したことで起きた最も大きな変化はなんですか?

 

目標を明確に定義し、その達成のためのKPI、KGI達成の主担当や具体的なアクションプランを明確化できたことです。 弊社は、元々中長期の数字目標・作りたい世界像はありましたが、1年後は短すぎる、5年後だと長すぎるということで、最低でも「3年後には売上60億円、営業利益で6億円出るビジネスを作る」という目標を掲げ、そのための採用計画、商材選定などを逆算して決定していきました。 元々メンバーみんなの頭の中にはなんとなくイメージとしてあった目標が明確に言語化されたのは会社にとって大きな財産だと思います。 すごい会議を導入させていただいたのが2ヶ月ほど前で、今はみんなで掲げた目標に向けて順調に進むことができています。

 

—目標達成のために、具体的にどういった動きをしていくのですか?

 

すごい会議の導入後、目指すべき目標と課題が理解できたので、目標達成に向けて具体的な改善策を模索するフェーズに入りました。 徹底的な話し合いの末、弊社では特に採用面で大きな課題があるということが分かっていたので、人材採用の手法やフローの見直し、育成のプランニングや担当を決めて、各施策を進めていきました。 今は2週間に1回、進捗のフォローアップをする体制を敷いています。 今後は事業開発ができる人材の採用と育成により力を入れていきます。

シンプルだがなかなか気づけないすごい会議のメソッドを取り入れ、会議が活性化

—最も印象的だったことはなんですか?

 

一般的な会議では、頭の回転が早く知識がある人が、頻繁に意見を出し、結果そういったメンバー中心で会議を仕切ってしまっていて、全員から意見を聞くのが難しかったのですが、すごい会議を通して参加メンバー全員が意見を発信するようになったことです。 具体的に何をしたのかというと、意見を出す際に頭の中で考えるのではなく、紙に書くことをルール化しました。 「はい、頭の中で考えてみてください!」だと悩む時間がほとんどになってしまうのですが、紙に書くというアウトプットがあると不思議と意見がすらすら出てくるようになりますし、みんな書いた意見を発信してくれるようになりましたね。 あとは課題の設定の仕方を、常に疑問文を取るようにシフトしました。 例えば、「今なぜこれが必要なのか?」「どうすれば上手く回るようになるのか?」 疑問文で問題を提起していくと、解答を模索しようと常に考え続ける姿勢が芽生え、課題が課題のまま終わることがなくなったんです。 一見非常にシンプルですが、あまり気づけないようなことに気づかせてくれるすごい会議のメソッドには目から鱗でした。

 

—その後の会議の様子はいかがでしょうか?

 

主担当で行う会議を隔週で1時間半から2時間ほどで行っています。 議題に対してその場で答えを出していくのではなく、議題を事前に共有し、各々が持ち寄った考えをさらに深めていくというスタイルを取るようになりました。 その方がより鋭い意見が出ますし、みんなある程度考えてきている状態なので質疑応答の質も向上しています。ファシリテーターは一番の若手のメンバーに任せています。そうすることでそのメンバーの成長にもなりますし、私がやるよりもみんな気兼ねなく意見を言えるようになりました。

「メンバーのことをより深く理解できた。」
メンバーだけではなく、代表自らが得た収穫

 

—すごい会議を通して、清水様個人として得られた収穫は何かありましたか?

 

メンバーみんなで目標を決めて、意思を統一できたことはもちろん素晴らしいのですが、 私個人の一番の収穫としては「メンバーがどんな課題感を抱えているのか」を具体的に理解できたことですね。 私が思っていたより、一人ひとり現状の課題やこれからどうするべきなのかをしっかりと考えてくれていて、それを発信してもらうことで一つの絵として共有できました。 今まで発信する機会が無かっただけで、みんなここまで考えて仕事してくれているんだと気づくことができたので、創業初年度から見ると全く想像できず、自分自身も非常に嬉しかったですし、もっと頑張りやる気がある社員に報いられるように、良い環境・良い会社を作っていきたいと思うようになりました。ここからは私含め意見をより積極的に発信し、相互作用で全員の視座や目指す未来の期待値やイメージをどんどんとあげていければと思います。

数字を細かく丁寧に追っていきたい企業に勧めたい 社員の「目」を変えるすごい会議

 

—すごい会議をどういった企業におすすめしたいですか?

 

ある程度企画を考えるのが好きなメンバーが参加している前提ですが、 数字を細かく丁寧に追っていきたい企業ですね。 すごい会議のメソッドを取り入れれば、社員の視座が上がって数字に対して貪欲に追うようになりますし、企画できて且つタスクをやりきれる方が増えるので、スピード感もグッと上がります。 これは数字を追っていく組織において非常に重要な要素だと思います。 また、メンバーへの課題感のヒアリングや主体性を養うためにも、非常に良い施策だと思います。やはり、自分一人でできる事は限られるので、一人一人の自主性・熱量と能力を最大限伸ばしていく必要があると思いますし、その意味でも非常に良いかと。

 

—最後に、すごい企業の導入を検討している企業にメッセージをお願いします。

 

弊社では、すごい会議を通して社員の「自主性」が変わりました。 仕事はただのお金を稼ぐ時間と捉えるのは非常に勿体なく、それ以上に、 仕事を通して、皆で社会を良い方向に変えて行く実感に楽しさややりがいを感じるほうが幸せだと思います。 その為にも、目標をチームワークで達成するために、進む方向を決め、熱量を持って進まなければいけません。 そういった企画/推進力の向上の一翼を担ってくれるのがこのすごい会議です。 社内のベクトルを合わせ、推進力が欲しい企業様にはぜひ導入をおすすめしたいです。

インタビュー実施:2022年10月某日
インタビュアー:すごい会議マネージメントコーチ 株式会社ピグマ 太田智文

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