その場にいてもいなくてもよい打合せが、世の中に存在する。
そんなときは、打合せがはじまってすぐに、「今日、この時間で得たいこと(期待)は何?」と参加者に問いかけてみる。
そして、発表することで、全員が会議に参加することがはじまる。
書いて発表することで、自分が書いた期待が得られるかどうかの主導権を握っているのは、”自分”だということに気づく。
その場にいるだけでは、多くの場合、期待は手に入らない。
期待を手に入れるために、もちろん積極的に参加することが求められる。
では、あなたの期待はいつから手に入り始めるか?打合せが終わる5分前?
もちろん、気がついた今からだ。
雰囲気が良いと、話し合いの場で思わずナイスなアイディアを出しちゃうようなことが起こる。
その場の雰囲気は、自動車の”燃費”みたいなもの。
ヘビーなテーマを、”深刻”な雰囲気で話をすると、深刻に扱われるが、
燃費が良いと同じエネルギーで倍の距離(成果)が出たりする。
この手順でやってみよう。
「部下が自分の思ったほど成果を出さない」
とおっしゃる経営者の方がいます。
会社を経営していると、解決策がすぐに思い浮かばない問題に必ず出会います。
新しい商品を開発する金がない。
社員育成をする人材がいない。
営業マンをとりまとめるマネージャーがいない。
など。
「部下が思ったほど成果を出さない」という問題も、すぐに解決策が思い浮かばないと、多くの場合ダメな理由を考えます。
”あいつはやる気がないから””素質がないから”
などなど・・・これは普通の考え方です。
問題が起きた時に
【どのようにすればできるようになるか?】
の疑問文にしてみると、それまで見えなかった可能性が見える。
「どのようにすれば、部下の成果が自分の思う以上にあがるか?」
さて、この答えは?
それまでは部下の問題だったことが、もしかして経営者自身の問題に変わったかもしれない。
出てきた答えを見て考えてみてください。
「それ、やりますか?」
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