高速回転で計画をレビューする仕組みを手に入れた。

                   代表取締役社長 飯田 祥久氏                    すごい会議コーチ 太田 智文

創業:1987年 事業内容:OMソーラーシステムの開発販売 コーチング開始:2016年5月

新規事業をどうやって活性化させるか

 −どのような課題を抱えていましたか?

弊社は創業30年になりますが、住宅業界や消費者の変化が進む中で創業当時からの事業だけでは今後の成長が見込めないと考え、ここ2〜3年くらいで、業態変更に踏み込みました。 当然、社内に対しても変化を求めましたが、古い業務に慣れているスタッフほどそこから離れられないというのが現実でした。私が新規の事業を掲げても、社内の中には「(従来の業務である)本業をちゃんとやらなきゃだめだ」という声もあり、そのような中でどうやって「既存業務が本業では無くなる可能性もある」という意識を持たせ、新規事業に活発に取り組んで行けるかが大きな課題でした。

付箋にサインペンで書くのが気に入りました

すごい会議を導入した決め手はなんですか?

きっかけは「新規事業をどうやって成功させるか」というSSKのセミナーに参加したことです。新規事業の発掘の仕方や社内でどう浸透させるのかという内容だと思って参加しましたが、その時の講師が太田さんでした。 あまりセッションみたいものなのは好きじゃないので、最初は嫌だなと思っていましたが、今考えればセミナーの内容はすごい会議そのもので刺激的な内容でした。普段はこういったセミナーに参加しても講師の方と名刺交換はしないのですが、休憩時間に太田さんと名刺交換をさせていただき、弊社としては新規事業への挑戦以外にもいろいろ課題があることをお話したところ、こういうセミナーをきっかけにサポートをはじめる会社もあるということで、一度話を聞いていただくことになりました。 後日、太田さんとお会いして導入を決めたのですが、そこでも付箋とサインペンでさらさら書くのが気に入りました(笑)。私はワンマンと言われることもありますが、決して社員の意見を取り入れないわけではありません。ただ今までは会議でもなかなか社員から意見が出にくいこともあり、この付箋に書くという方法は社員が意見を出すのにすごく良いと思いました。

高速回転で計画をレビューする仕組みが出来ました

すごい会議を導入して、目標、計画に今までとの違いはありましたか?

既存の事業にしがみついているわけにはいかないという考えから、新規の事業を取り入れた目標を作りました。これまでも事業計画は立てていましたが、しっかりとレビューをする仕組みがありませんでしたし、レビューのスパンも半年とか1年というサイクルで行っていたため、毎月行われている会議ではリアルタイムの目標達成状況が把握できていませんでした。また、達成できたことだけが報告されがちで、報告されないことについての反応ができなかったのです。それがすごい会議を導入することで、高速回転で全ての計画に対してレビューをする仕組みができるようになりました。

すごい会議に手法を講習や会議で取り入れ始めた

すごい会議を導入して、今社内ではどんなことが起きてますか?

 

「リクエスがあります。」というフレーズが使われるようになっています(笑)。役員会議での実施だけではく、講習会にもすごい会議の手法を取り入れるようになりました。対象は弊社の顧客である会員の工務店です。会員に対しては年間を通して営業、技術、現場指導など、あらゆる分野の講習を行っています。その講習会のプログラムにおいてすごい会議の手法を少しずつ取り入れ始めてます。最初は私が少しアドバイスしていましたが、今は自主的に講習の参加者に対して冒頭に本日の期待を聞いたり、最後にコミットメント作成していただいています。参加された工務店からは「このブロックで一番理解してる工務店になる」とか、「○棟売ります」というコミットメントが発表されて、講師をしている弊社の社員自身も、この方法でこんなに勢いが増すんだということに気付きがあったようです。

部長の育成が強化点

目標を達成するために強化すべき点はどこですか?

部長の部下を指導していく力や巻き込む力の強化です。 これまでは、「明日、何をやるべきか」が明確になっていないことで、部下に適切な指示ができていなかったり、部下の行動に対する進捗管理ができていないことがありました。そういった状態では先週上手くいったと思ったら、今週は上手くいかなかったりということが繰り返されます。社員は日報を書いているので、その内容を確認して、部長は目標に対してのフィードバックができるようになって欲しいですね。

期待した以上のことをしてくれている

会議を重ねる中で、太田コーチへどんな印象を抱かれましたか?

現在は、すごい会議を定期的に各セクションで行っています。自分自身もオブザーバーとなって入ったりしています。やっぱりどうしても詰めが甘くなってしまうところがあるので、きちんとルール通りまわしているか、そのあたりを注意しながら行っています。会議を行っていると、時々皆がざーっと安易に合意形成しようと急いでしまう事があるんです。そんな時は太田さんを真似してちょっと石を投げてみるんですよ(笑)何が正しいかというのはわからないですからね、そうする事で違う意見も出てきて、問題が明らかになる。あらゆる方向性を検討する事ができます。 うちは地域密着、集会所のような場所を提供してゆきたいと考えています。その上でもすごい会議の仕組みはとても有効だと思います。

自分たちの中にある答えを導き出す手法

すごい会議にどんな価値を感じていますか?

 

すごい会議の手法をインストールすることで、自分たちの中にある答えを出すことができるということです。この作業によって自分たちが問題解決に携わっていることが実感でき、社員の意識向上に繋がり、一人一人が戦力であることを認識できる点が優れたシステムだと感じています。そして付箋を使う方法が良いですね(笑)。この方法は自分の意見を出したというのが残りますし、インパクトがあって満足度が高いです。

経営者の危機意識と社員の危機意識に乖離がある会社

どのような経営者にすごい会議を薦めますか?

弊社の取引先である工務店にはいろいろな規模の会社がいらっしゃいますが、10人以上の規模の会社になるとすでに組織の硬直化が始まっているところも多いので、そういう会社にはこの手法は効果的なんじゃないかと思います。どの社長も意識は非常に高くて、いろいろな勉強会や集まりに参加されて、社長の意識はどんどん高まっていますが、一方で社員との危機意識の差も大きくなっていきます。10人以上の会社であればどこでも起きていることで、それは放っておいたら悪化する一方です。特に建設業はまだ古い体質、感覚が残っているので、そういった会社における問題解決の手法としてとても有効だと思います。

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